木島櫻谷展

まさに自分が描こうとしている山水画でした。

日本画というか、水墨画。でも、

お題が西洋風で、バルビゾン派の農婦を思い出させるような。

さらにまあ素晴らしい動物たちの描写。

おびただしい量のスケッチも観てきましたが、

そうだよなーやっぱ横長の方が雰囲気出るよな〜。

縦長だと、どうしても切り立つ崖や瀑布になっちゃうよな〜と、

 

頷いてしまいました。水墨画を描いた時に、あまりにも縦長の掛け軸寸法を持て余していた私で。

会場は六本木の泉屋博古館(せんおくはくこかん)

調べる時「いずみや」って調べたら、全然出てこなくて。でも

あのクッキーで稼いで作ったビルな訳でしょ?

 

 

木島櫻谷(このしまおうこく)は「きじま」じゃないし。

多分、もう忘れないでしょうw

伊藤若冲もいいけど、

ここで開催した数々の展覧会中、観覧動員数ナンバーワンだったそうで・・・

でも、私知らなかったデス。

 

お昼は美術館内によくある休憩所でと思ってたんだけど、

それは都立や国立のいわば「開かれた」美術館であって、

ここの施設内には一杯千円也のコーヒーショップあるのみで、

私設感たっぷり。

なので、ベンチはないかな?とキョロキョロしてたら、皆さん階段に座ってお弁当食べてるではないの!

私もいい場所見つけて、こんな光景を見ながらお弁当を。

自然たっぷりな相模原市民にとっては、

なんだか木がモデルハウスっぽいというか、元気ない感じ。

親子連れも見たけど、

この幼稚園児たちはコンクリートの上しか歩いてないんだよなぁ。

通園途中にカブトムシ探したりしないんだろうなぁ。とか、

色々考えちゃいました。