裏打ちが表打ちに!

水墨画は書道の半紙と同じように薄い紙に書くから、

軸装(掛軸に仕立てる)か、

額装(額縁に入れる)しないと飾れません。

この絵は横長だし、表具屋さんに頼むと1万はするから、

自分で裏打ちして、額装することに決めました。

裏打ちの仕方はYouTubeでしっかり学んで、

「簡単にできる裏打ち」などという文句に乗ってやってみたわけですが、

結果簡単になんかできないと知りました。

 

見た目にはわからないけど、実は下の方が台紙、薄くなってしまいました。

 

 

原画はくしゃくしゃでも敗れてなければいいのです。

1)原画を乗せる半紙を霧吹きで平らにする

2)裏返した原画をその上に乗せ、霧吹きで平らにする

3)台紙(今回は画用紙)をのせ、障子のりを水溶きしたのを一面に塗る

4)ひっくり返して原画の上に乗せて、プレス

ここで、めくってチエックしたら、なんとシワシワ!!なんで??

急いで剥がして、路頭に迷う。

ひ〜〜〜描き直しは嫌だ!

持ってるわけいかないので、霧吹きして、表からのせてみたら

なんと、綺麗に乗った・・・。(3枚目の付箋が差し込んである写真)

でも、場所が下すぎで、良く考えたら、台紙剥がすときに一緒に剥がれちゃうぢゃない!!

5)台紙を固定するのにボンドを使ったが、それが広範囲になって、カッターが入らない!

6)なんとかこそぎ落とせたけど、台紙を貼った板がひどい状態に。今度は固定にノリを使おう。

 

てな訳で、てんやわんや、大騒ぎで。

手が覚えてるうちに、他のもやってみて、経験値あげないとね!

急いで剥がした時の気持ちがトラウマになってしまってます(大汗)