水墨画の体験

去年パリでdiscover Japanの展覧会に出展して思ったのは、

世の中、伊藤若冲だの俵屋宗達だのって騒いているけど、

日本人なのに、どうして日本画かけないんだろう?

外国人は日本人なんだから、水墨画の一つも心得てるんだろうと

思われてはいないか?

どうして、日本人なのに、学校の美術の授業で日本画ってないんだろう?

美大に行って、デザイン専攻したけど、

日本の芸術がすっぽり抜けているじゃない?

 

帰国してから、日本画のレッスンを受けれるところ探して、この

「国際墨画会」を見つけました。

まずは体験レッスンということで、友人を誘って受講。

とてもいい環境で、丁寧に指導してくださり、

入会して講師コースを2年かけて受講することに決めました。

その処女作がこちら。

竹なんか、正月か七夕ぐらいしか見たことないので、

どこから枝が生えてるかも知らなかった(汗)

描くということは、その前に「見る」「知る」という体験がないと

本当は描けないということを実感。

講習では、基本を学び、最終的には応用できるようになるようです。

展覧会にも出さないと、講師資格は取れないらしくて、

出資はありそうですが、

日本人としても、

絵を教えている立場の人間としても、

このぐらいの知識ないと恥だと思うので、

頑張ります。

幸い、書道3段の腕が役に立ったようで、筆さばきに閃きありました。

 

習得した暁には、自分の教室でも水墨画を教えてみたいです。