「建設中。」勝田尚哉写真展

恵比寿駅すぐの「アメリカ村ギャラリー」にて、
友人でもある建築写真家の勝田さんが、
個展を開くということで昨日行ってまいりました。


会場には1200幅の印画紙にプリントされた建築現場の写真が展示され、
その大きさのもつ威圧感と奥までピントがあってる確かさ、 色の再現印刷技術などに引き込まれました。

今は「現場ツアー」など少しずつ出てきてるようですが、
現場では監督側にいる勝田さんじゃなきゃ入れない、
いわゆる「危ない秘密の場所w」であるだけに、興味ワクワクです!
通常スマホで撮る写真にはどうしてもパースがかかってしまいますが、
ここでは垂直に、そのまま図面に起こせるようなアングルがとても自然、だけど新鮮で、
これ、ジオラマにしたら面白いだろうなあ~とか食指うごうごですw

取り壊しのため、
あるいは新しく作っていくためだけにかけられて、
そして終わったら撤去されてしまう、
「短い命」にもののあはれを感じる「足場」が好きです。

さらに足場にカバーなどかかってると
「中はどんなだろう!!!」
風なんか吹いて、ひらひらしてるだけで「く~~~~っ!」そそりますw
現場にはクレーンが今まで使っていた建物を無残に壊していたり、
ニッカーはいたおっさん達が危ないところにヒョイヒョイよじ登ったり、
かなりずっと見ていたいものがあるんですが、
それが更地になって、新たな息吹が吹き込まれていく工程も
ものすごく好きで、記憶用として
わざわざ写真撮りに行ったりしてます。

そんな私の「覗き趣味」をマックスに見せてくれちゃう、この個展、よかったです~!
本も出してて、個展では安く買えます。早速購入!
まるでSFのようなシーン満載です。

●今回出版について10月に、NHKと建設通信新聞からも取材受けたそうで、
https://www.facebook.com/shouya.katsuta
行った日の日経新聞にも載ってました!すげー!
本はアマゾンでも購入できます、
これ、旬です!
個展は12月4日(月)まで入場無料でやってます!
シャイな勝田さんが熱く語ってくれます。

(写真は設置場面。大きさがわかりますね)