聖徳記念絵画館

神宮外苑。
今はなき国立競技場の隣にある、「絵画館」という言葉のイメージからは程遠い、
国会議事堂の様な建物に圧倒されての、鑑賞でした。
神宮外苑って、首都高速の外苑前ってのしかイメージできなかったプアな私ですが、
「明治神宮外苑」、つまり、明治天皇の神社の外の公園だったんですねえ。。。

月曜日に都心に出るついでに観れる美術館はないかと、
探して見つけた所です。

チケット売り場で「中は暖房きいておりませんのでこれをどうぞ」と。
ホッカイロを半券と共に渡されました!
こんな美術館はじめて〜〜〜〜〜〜!
確かに中はひんやり。

館内には、明治天皇・昭憲皇太后の御在世中の御事蹟を伝える大壁画(縦3m横2.5~2.7m)が、
画題の年代順に展示されており、当時の出来事を時代を追って見ることができます。
明治神宮外苑の造営の主たる目的でもある建物ということで、
神宮外苑は旧青山練兵場といわれ、馬場であったというのも、知らなかったです。
歴史とか嫌いでしたからね、お恥ずかしい。

年代順に、前半は日本画40点、後半は油絵での洋画40点の展示です。

宮廷画家ってのかなー。色々制約もあるなあと感じました。
明治天皇のお顔は御簾に隠されたりしてて。

後半は日露戦争だのそれはそれは大変な事になってしまった絵ばかりで、
難儀な時代にお生まれになったなあと思いました。

前半の日本画で、ご生誕が1852年。
この頃は遠近法は取り入れられてなかったようで、佇まいがかなり歪んでいます。
後半の油絵になると、遠近法は天皇に目が集まる様な一点透視法が使われて描かれています。
日本画では雲や霞で遮られていた物が、
油絵ではシッカリ描かれてしまって、とても現実的だったのが印象的でした。

日本人なのに何も知らない私を知ってしまった・・・

帰りは「国立競技場前」から大江戸線に乗ったのですが、
国立競技場跡地からは体育館がなくなったので富士山が見えるとか言われてるけど、
そばすぎて作業中の鉄壁が聳えてて、なーんもみれなかったです。